実は公務員は定年延長を望んでいないんじゃないか説

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4月初旬から、コロナ感染症対策および非常事態宣言発出のため、会社から在宅ワークを命じられ引きこもりとなっていましたが、本日から関西は宣言が解除され、さっそく、来週からの出社を命じられ複雑な気持ちになっています。

というのも、在宅ワークは通勤しなくてよいので、往復の時間(人によりますが私は3時間程度)が必要ありませんし、人と顔をあわすのが最小限で済むのが非常にストレス「レス」なんですね。

もちろん、デメリットもあって、そもそも在宅ワークの環境が整っていませんから、同じ仕事をするにも在宅だと大変手間がかかります。

例えば、A3判の紙なんて自宅でプリントできねー(汗)ということで、パソコンの画面でひたすらチェックするしかないのですが、これが結構めんどくさいんですね。その他にも非効率な面があって、そういう面でのストレスはあります。(会社は早期にコピー機支給してください。)

しかしながら、それを差し引いても、在宅ワークでかなり仕事ができるのが今回よくわかった次第です。

今後は週に2,3日は在宅ワークにしてくれないだろうか…(別にサボりたいわけではありません)

さて、完全に記事名とは違う話から入ってしまいましたが、今回、ひきこもっている間にいろんなニュースがありました。

その中で、国家公務員の定年延長にかかる法案が提出、可決される予定でしたが、あろうことか検察の検事長(次期検事総長候補)の賭けマージャン発覚(というかタイミングからして誰かの謀略としか思えない)という、あまりにもお粗末な事件により、廃案となりました。

私は公務員ではありませんが、実はこの廃案を喜んでいる公務員の方多いんじゃね?と思うのは私だけでしょうか。

その理由は以下のとおり。

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65歳まで、とても仕事する気力がない

私は51歳会社員なんですが、社会に出て約28年間、それなりに頑張って働いてきました。途中で転職も経験しました。

で、今の年齢でもすでにかなりしんどい…。

60歳まで、あと9年弱かあ~、なんとか頑張れるかな~、という状態です。

目も見えづらい、資料を読んでも理解がなかなか及ばない、新しいシステムに対応するのが大変、体も疲れやすい、すでに組織においての自分の上限もみえた、そんな状態でモチベーションを保つだけでもせいいっぱいなのに、それが更に5年も伸びるなんて地獄もいいところ。

ずーっと目標をかかえて、その達成に向けてその年齢まで仕事するなんて考えるだけで吐きそうになるのは私だけでしょうか?

今の60代は若い、とか言いますが、それは昔の寿命が短かった人と比べてのことであって、別に若くないです。

能力的にも(自分自身の)若い頃と比べれば、明らかに大きく落ちてます。愕然とするくらいに。

そういう状況ですから、60歳でとりあえず定年ということで、いったん卒業させていただきたいんですよ。サラリーマンを。

その後、気楽に再雇用ってのはアリだと思います。生活するにあたって、お金が足りない人はね。

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65歳まで、とても退職金を待てない

定年が伸びたら、退職金の支給も5年延びますよね。

そうしたら、お金(貯蓄)に気持ち的にも余裕のない暮らしを人生の晩年に更に5年続けないといけないわけです。

もちろん、60歳に支給されても老後資金なので贅沢できるわけじゃないですが、それでも気持ちの余裕が違うと思うんですよね。

銀行口座に数千万円あるのと、数百万円?しかないのとでは天と地ほどの差があります。

そもそも65歳まで生きられる保障もないわけですから、早めにそれなりのお金を手元に置いて安心して暮らしたい。

一生、お金に汲々として暮らしたくない。

この気持ち、わかるでしょ?

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年金が3階建てなので、年金支給額が手厚い

年金支給開始年齢はすでに65歳になってしまっていますが、65歳から支給される年金額は公務員の場合(民間でも企業年金がある場合)は3階建てになっていて、結構手厚いです。

人にもよりますけど、月20万円以上は余裕で支給されるのではないかな?

もちろん、年金だけで暮らしていけるかというと、そういうわけではないと思いますが、月々補填する額は大した額にはならないはずで、それまでの貯金を少しずつ取り崩すことで十分足りる人が多いのではないかと思います。

もちろん、退職金で住宅ローンをどーんと返したとか、投資に失敗したとか、そういう人は別ですけど、そうでない限りはそこそこ生きていけるくらいの手元資金もあるはず。

となれば、65歳まで正社員?としてプレッシャー感じながら仕事しなくても、再雇用で65歳まではなんとか貯蓄を減らすことなく、あるいはそれすらしないで、60歳から年金を繰り上げ受給しても(支給額は減りますが)十分生きていける人が多いのではないかと。

であれば、そんなに好きでもない仕事をプレッシャー感じながら65歳までやりたいとは思わないですよね。

ちなみに、こういうことを書くと、公務員って恵まれているよなー、公務員減らせ、給料減らせ、なんて声があがりそうですが、

私が知っている限りでは、公務員(役所)の仕事って内容もさることながら、いろんな制約があってつまらないし、住民からのクレームへの対応とか議員や議会への対応とはめんどくさいこともものすごくたくさんあるし、民間の給料があがっても公務員はさほどあがらないし、でも下がったら同じように下がるし(ボーナスも下がります)、ということで全然めぐまれてないんですよ。

今回問題になったエリート検事長とか、組織のトップに登り詰めたごく一部の人達は最後は天下っておいしい思いをするのかもしれませんが、その他大勢は気の毒なくらい無駄な残業とかもさせられてます(私の個人的な人脈からの情報によります)。

まあ、不況になってもつぶれない(とはいえ夕張市は破綻したが…)くらいじゃないんですかね。メリットは。

私の会社も民間とはいえ似たようなものですが…。

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まとめ

ということで、あーあ、65歳まで仕事しないといけないのかー、それまで自分はそもそも生きてんのかなー、自分の人生仕事だけだったよなー、なんて思っていたところが、思わぬ事態でひょっとしたら60歳で定年させてもらえるかもしれない?となったわけです。

私は民間企業に勤めていますが、公務員の定年が65歳になったら、それにひきずられて民間も65歳定年になるところが多いと思います。

それは個人にとっても、会社にとっても、若い世代にとっても不幸なことなんじゃないか?と思っていまして、個人的にも熱烈大歓迎!!!

だって、男性の「平均」寿命が80超えとはいえ、自分のことが自分でできる「健康寿命」とやらは70歳とちょっとですから。

定年してたった5年でそんな状態になるなんて、そんなの悲しすぎやしませんか。

まあ、私はそれを見越して、50歳代から少しずつ人生を楽しむ(自分の好きなことをする)方向にシフト中なんですが。

みなさんも、子育てを終えたら(=教育費の負担がなくなったら)自分の人生をぜひエンジョイしてください!

私はあと1年、学費負担を頑張ります。

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