今日はちょっと一休み。
普段、思っていることをゆるーく書いてみようと思います。
日本では頑張ることが美徳
皆さん、よく言いますよね。
無意識かもしれないけれど「頑張ってください!」と。
言われた側も「はい、頑張ります!」と。
それが「普通」のやりとり。
なんか、頑張らなきゃいけない、頑張らないことが悪のような雰囲気、風潮を感じませんか。
特に日本では。
そうやって子供のころから教育・しつけされてきているからなのかな、なんて思います。
本当に頑張らないといけないのか
頑張ることが悪いとは言いません。
頑張りたい人、頑張れる人は頑張ってください!(笑)
でも、頑張りたいけどいろんな事情があって頑張れないとか、そもそも頑張りたくないとか、世の中にはいろんな人がいるわけです。
実は僕も、若い頃から最近まで、勉強や仕事に頑張ってとりくんできた人間なんです。
頑張っていない人をみたら、なぜ頑張らないんだ?と思ったり、時には口に出したりもしていました。
完全に、若気の至り、でしたね。
自分がいろんな意味で頑張れない状態になって、はじめてそのことに気づいたわけです。
もう無理して頑張らなくてもいいんじゃないか?
最近、そんな風に思います。
頑張らないと何か問題が起こるのか
たとえば勉強。
勉強はしないとできるようにはなりません。
しないよりはした方が良い、とは思います。いろんなことを知ることは自分の人生を生きていくうえで大切なことです。
でも、いわゆる「良い大学」に入れなかったから、といって大きな問題が起こるのか?
東大に入ったから、医学部に入ったから、一生安泰かというと、もはやそんな時代ではないですよね。
実は以前からもそうだったわけですけど。良い大学に入るかどうかが、直接、幸福につながっているわけではありませんから。
だから無理して、良い大学に入ることが全てといった考え方をもって生きる必要はないし、入りたい大学に入れなかったからといって嘆き悲しむ必要なんて全くない。
それよりも、もっと自分が興味のあることを、大学以外でもいいので学ぶ、掘り下げる。遊びも学びですよ。
好きなこと、興味があることなら頑張れる、いや、頑張るというよりは楽しんでやれるでしょう。
だから頑張らなくても何も起こらない。楽しめばいいんだと思います。
たとえば仕事。
仕事もしっかりやらないと昇進しないし昇給もしません。
勉強と同じで、「できない人」というレッテルをはられて嫌な思いをするかも知れません。
やっぱりお金も生きていくうえでは必要なものですから、仕事もしないよりはした方が良いと思います。
でも、「良い会社」に入れなかったから、といって大きな問題が起こるのか?
一流といわれた企業に入っても、倒産したり、リストラされたりして職を失った人たちはたくさんいます。
特に「平成」はそういう時代でした。
バブル崩壊にリーマンショック。
自然災害の多発や原発事故、テロの発生。
こういったことを通して、僕たちは将来、明日の不確実性について学んだわけです。
だから、良い会社に入ることが大事なのではなくて、お金を稼げる力、方法を見つけることが大事。
もちろん、いわゆる良い会社に入ることも選択肢の一つだと思うし、それを否定するわけではありません。
ただ、それが唯一の選択肢、正解ではないということ。
つまり、良い会社に入れなくても何も起こらない。お金を稼げる力さえあれば特に問題ないと思います。
まとめ
なんとなく、とりとめもない話になりましたが、僕がいいたかったのは
一生懸命、自分の全てを注ぎ込むほどの値打ちは単なる勉強や仕事にはない
ということ。
だから、別に頑張れない人、頑張りたくない人は頑張らなくてもいいし、今の日本ではそれでも十分生きていけます。
(もちろん、頑張るな!と言っているわけではないし、頑張らないことを推奨しているわけでもないですので、誤解のないよう)
この多様な世界、時代においては、頑張らないという選択肢もあるし、それはそれで認められるべきだということ。
頑張らない。それでも特に問題ない。(もっと肩の力をぬいてがんばれよ!)
すくなくとも僕はそう思っています。
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