
こんな記事を読みました。
年収1000万円のヒラ社員。早大卒・50代男に出世意欲がない理由
早稲田大学を卒業、大手外資系IT企業勤務と立派な肩書を持っているものの「出世意欲はない」と、一生ヒラ宣言するのは杉澤勇治さん。
営業一筋20年だ。
「世の中は、大企業でもリストラに怯える時代。
ヒラでも社員として雇ってもらえているだけでありがたいことです。
福利厚生も悪くないし、会社のブランドもいい」と不満はなく、出世も望まない。
日刊SPA!
外資系のIT企業で営業ですか…。
なんか仕事ハードそうですけどね(汗)
会社のブランド、正社員という立場、福利厚生、高給ですから、あとは肩書だけという感じですが、敢えて出世は望まないということなんですよね。
私も若い頃にメガバンクに勤務しておりまして、条件的には割と同じような境遇でした。
同じ職場の先輩で、管理職になりたくないという方が確かいらっしゃったのを記憶しています。
その当時は何でかな~と思っていたんですけどね。
出世=幸せだと思っていましたので(笑)
管理職になると仕事の内容が変わる
「昇格するとピープルマネジメントが主な仕事となり、一人では自由に動けない。
社内政治力が求められるのです。
そもそも人をマネジメントするのは苦手。
ダイレクトにお客さまと仕事するほうが楽しいし、魅力的なんです」(中略)
日刊SPA!
これは分かります~。
管理職になると社内接待、社内政治に巻き込まれるんですよ、どうしても。
更に部下の管理が仕事になってきますからね。
まあ最近は自分でも仕事をすることが求められたりしますので本当に大変ですよ。
そういう意味では、管理職にならず、現場仕事をする方が精神的にも楽で良いかもと正直思ったりします。
仕事一辺倒はやっぱり大変
「今の仕事量とプライベートのバランスが幸せなんです。
給料がアップしようと女を抱く時間が削られるくらいなら、肩書なんて1ミリも意味を持ちません」
性欲と食欲が満たされている限り、出世を望むことはなさそうだ。
日刊SPA!
ヒラ社員でもそれなりの給料をもらえるというのが前提条件ですね。
それさえクリアしているのであれば管理職で大変な思いをするより、責任も少なく、プライベートの時間に余裕があるほうが良いという考えは分かります。
まあ〇欲はちょっと大きな声で言うことではなさそうですが…。
食欲とか物欲ならいいんじゃないでしょうか?(もちろん〇欲もOKですが)
まとめ
中年ヒラ社員も条件次第では悪くない!
ということですかね。
まあ今の時代、結構な割合で管理職になれない状況ではありますし、
働き方改革だとか、ダイバーシティだとか、個人情報保護、コンプライアンス遵守、などなど、昔と比べて本当に面倒くさいことが出てきて、管理職の負担が増えているのは事実ですから、
なれるんだけれどもなりたくない人が出てきているのも事実なようです。
これを解決する方法は管理職の負担を減らすか、管理職とヒラ社員の給料の差を大きくするか、くらいしか自分には思いつきません。
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