日本はマジで超高齢化社会に突入した
昨日のお昼前、市バスに乗って愕然としたオマチです!
何に対して愕然としたかって?高齢者の多さにです。
結構な数の人が乗っていたのですが、終点で下車する際に見ると、高齢者オンリー…
アラフィフの私がひょっとして一番若かったかも…いよいよ日本もヤバイと感じた瞬間でした。
遺体安置ビジネス
こんな記事を読みました。
高齢化に伴って年間130万人以上が亡くなる「多死社会」を迎える中、火葬前の遺体を預かる「遺体安置ビジネス」が都市部を中心に広がっている。
(中略)福岡市博多区にある「福岡直葬センター」は、遺体を保管する冷蔵設備がある直葬の専用施設だ。
福岡直葬センターはひつぎを収納することができる冷蔵設備を12体分そろえている。
祭壇が置かれた個室もあり、遺族は時間を気にすることなく対面できる。
遺体の保管料は24時間で1万2000円(税別、延長は同1万円)。火葬場への搬送を含めた費用は約18万円(税、火葬代別)だ。
東京都や横浜市、大阪市など、関東や関西の人口密集地では、老朽化などによる統廃合で火葬場が不足する事態も遺体安置ビジネスのニーズを高めている。
ひつぎをエレベーターなどに運び込めないマンション世帯が増えているほか、弔問客への応対を負担に感じる喪主も多い。
(読売新聞(ヨミドクター))
火葬場が足りなくなっている
高齢者が増えるということは、亡くなる人も当然に増えるということですね。
それに伴って特に都市部では火葬場が不足してきているわけです。
確かにマンションも増えて、ひつぎを自宅まで運べないケースもありますね。
そういう場合は、集会所とかがある団地なら、そこに安置することもできるのでしょうけど、それも亡くなる方の数が増えると、
同じ集会所の中に何人ものご遺体が…なんてことにもなりかねない。大変な時代です。
一人暮らしが増えている
それ以外にも、そもそも生涯独身の方の割合も増えているし。
結婚していても配偶者が亡くなったら子供達はバラバラに住んでいるケースが多くなっていますから、高齢者の一人暮らしは増えてます。
最終的には、なかなか昔のように通夜や告別式をやるケースも減っているように思います。
実際、勤務先の皆さんのご両親が亡くなったりした場合も、家族葬でやりますから弔問香典は辞退しますということや、
全て葬儀等が終わってから、実は両親が亡くなりまして、という知らせを聞くことがかなり多くなっているのが現実ですね。
葬儀にお金をかけない、かけられない
考え方も変わってきて、もはや葬儀にはお金をかけないとか、そもそもかけられない、といったような事情もある気がします。
私なんかも、お墓は買わなくて良いと既に家族には伝えていますし、延命治療もいらない、葬儀は最低限でよい、と言ってます。
自分の両親が亡くなった時(といっても今から20年近く前)にはお墓も買ったし、葬儀もそれなりに人を呼んでやったんですけど、お金も疲れも大変でしたからね。
自分の時はもういいかな、と思っています。
まとめ
超高齢化社会の到来で、生き方や考え方、これまでの常識みたいなものが徐々に変化してきていますよね。
年金も出るかどうかわからないし、政府は70歳まで働け!と言っている時代です。
一体、何のために生まれてきたのやら、生きているのやら、と思う人が今後ますます増えるんじゃないか。
これから社会に出る若い人たちや、今後日本に生まれてくる子供たちのことを思うと、思わず考え込んでしまうオマチです。
問題山積の日本。
そういったことを政治家の皆さんには真剣に考えて欲しいものです。
www.omachil.club
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