錦織圭はなぜジョコビッチに勝てないのか?その理由について解説する

スポンサーリンク
スポンサーリンク

【2019.2.18更新】

週一テニスプレーヤーのオマチです。

2019年シーズンも一つめのグランドスラムである全豪オープンが終わり、今後はハードコートシーズンの後、クレーコート(マスターズ大会や全仏オープンなど)へと戦いの場が移っていきますね。

錦織も世界6位にランキングをあげてきましたが、マスターズやグランドスラムで優勝するためには、世界ランキングの上位選手を何人も倒さなければいけません。

特に、現在15連敗中のジョコビッチ(2019全豪オープンの準々決勝でも勝てませんでしたが) に勝つことができなければ、まず優勝することはできません。

この記事では、なぜ錦織はジョコビッチに勝てないのか?について説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

ジョコビッチとは

ノバク・ジョコビッチ。セルビア出身。1987年生まれ。身長188cm。

現在、世界ランキング1位。(2019.2)

グランドスラムは歴代3位の15勝。すべてのグランドスラムで優勝(※)経験あり(キャリアグランドスラムを達成済)

※全豪オープン優勝7回、全仏オープン優勝1回、全英オープン優勝4回、全米オープン優勝3回

また、全てのマスターズ大会でも優勝するという「キャリアゴールデンマスターズ」も達成済であり、これは絶対王者ロジャー・フェデラーや、クレーキングのラファエル・ナダルですら達成できていない記録である。

ちなみに、オリンピックではまだ金メダルはとれていない。

ブレイクしたのは2007年の全米オープンで、決勝に進出。決勝ではフェデラーに負けて準優勝に終わったものの、その前にマスターズ大会では優勝を経験しており、世界ランキング3位まで上昇した。

その翌年、2008年の全豪オープンを、20歳にして優勝。一躍、フェデラー、ナダルに続く第3の男の地位を確立し、その後はマレーも含めたBIG4時代を築くことになった。

なお、10年たった現在も、故障から復活し、世界ランキング1位に返り咲いている。

スポンサーリンク

ジョコビッチのプレースタイル

右きき、両手バックハンドで、ストロークを中心として試合を組み立てるベースライナー。

コートカバーリングに抜きんでており、前後左右にふられてもボールの追いついてしまうため、ジョコビッチを相手にストロークでエースをとるのはかなり難しい。

ストロークに加えサービスも非常に安定しておりサービスゲームのキープ力が高いのと同時に、リターンも優れていることからブレーク力も高いため、今のジョコビッチに勝つのは至難の技といえる。

その他、ボレーやドロップショット、スライスなど技術面でも非常にレベルが高くかつメンタル面も含めて全てが安定している、弱点らしきものが見当たらないオールラウンドプレーヤーである。

スポンサーリンク

2018年全米オープン準決勝(ジョコビッチ対錦織戦)の感想

一言で言うと「いつも通り」の展開。

錦織はスロースターターと言われていますが、まさにそのとおりとなりました。

第一セットの2ゲーム目で早くもジョコビッチにブレークされ、この時点で第一セットは落とすだろうなと思いましたが、予想とおりジョコビッチにとられました。

とにかく錦織は自らのサービスゲームをキープするのが精一杯の状態。

要因としては、まずファーストサーブが入る確率が低いことと、入ってもサーブのスピードが低いのでエースがほとんど取れないこと。

また、ストローク戦になった場合に、安定性はどうしてもジョコビッチの方が上なので、錦織が先にミスをしてポイントを落とす。そしてブレークされるということの繰り返し。

一方、ジョコビッチのサービスゲームをブレークするのは容易ではありません。

ファーストは錦織より早くエースも取れる。しかもここぞというポイントで取れる。

ストローク戦になってもジョコビッチのコートカバーリングは半端ではない。

そうなると、余程のことがない限り、ブレーク自体が難しい。

第二セットでジョコビッチには珍しく、あるゲームで2回ダブルフォルトをしましたが、そこが唯一のチャンスでした。

そこをブレークできれば、第二セットをとれる可能性はありましたし、その後の展開も変わった可能性はありますが、そこを凡ミスで逃してしまった。

そこが錦織の弱さです。結果、3-0で完敗となりました。

スポンサーリンク

過去に錦織がジョコビッチに勝った試合

過去の対戦を振り返ると基本的には毎回同じような展開ですが、過去に2回、錦織がジョコビッチに勝った試合があります。

1回目は2011年のスイスオープンでした。

この時は、ジョコビッチが試合中にあきらかにどこかを故障したのが素人にも分かる状態でした。

そして、ジョコビッチが棄権せずに最後まで戦った結果、錦織が2-1で勝ったという試合です。

2回目は2014年の全米オープンの準決勝でした。

その際は準決勝でジョコビッチに3-1で勝利しました。(決勝ではチリッチに3-0で完敗)

その時は錦織の調子がきわめて良く、唯一、ジョコビッチを上回った試合だと思います。
そんな中で、粘り強く戦った結果、勝利することができました。

残念ながら、あとは全負け。しかも途中棄権なども含む惨憺たる結果です。

スポンサーリンク

過去の対戦成績一覧

<2019年>
全豪オープン準々決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 4-1、途中棄権 錦織圭

<2018年>
ウィンブルドン準々決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 3-6, 6-2, 6-2 錦織圭

BNLイタリア国際準々決勝 N・ジョコビッチ 2-6, 6-1, 6-3 錦織圭

ムチュア・マドリッド・オープン1回戦 N・ジョコビッチ 7-5, 6-4 錦織圭

<2017年>
ムチュア・マドリッド・オープン準々決勝 N・ジョコビッチ – 錦織圭 棄権

<2016年>
ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭

ロジャーズ・カップ決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 7-5 錦織圭

BNLイタリア国際準決勝 N・ジョコビッチ 2-6, 6-4, 7-6 (7-5) 錦織圭

ムチュア・マドリッド・オープン準決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 7-6 (7-4) 錦織圭

マイアミ・オープン決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-3 錦織圭

全豪オープン準々決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-2, 6-4 錦織圭

<2015年>
ATPツアー・ファイナル予選 N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭

BNLイタリア国際準決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 3-6, 6-1 錦織圭

<2014年>
ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 3-6, 6-0 錦織圭

パリ・マスターズ準決勝 N・ジョコビッチ 6-2, 6-3 錦織圭

全米オープン準決勝 錦織圭 6-4, 1-6, 7-6 (7-4), 6-3 N・ジョコビッチ

マイアミ・オープン準決勝 N・ジョコビッチ – 錦織圭 棄権

<2011年>
スイス・インドア準決勝 錦織圭 2-6, 7-6 (7-4), 6-0 N・ジョコビッチ

<2010年>
全仏オープン2回戦 N・ジョコビッチ 6-1, 6-4, 6-4 錦織圭

スポンサーリンク

錦織がジョコビッチに勝てない理由

15連敗というのは、あきらかに力の差があるということです。

サービスはあきらかに差があります(スピード、ファーストサービスが入る確率など)し、

錦織の強味と言われているリターンやストロークについても、少なくとも現時点ではジョコビッチが上回っていると思います。

そして、メンタル面や体力面においても同様です。

プレースタイルが基本的に同じである中で、ジョコビッチはすべての面で錦織を上回っており、かつ安定しているわけですから、勝てるわけがありません。

今の延長線上で戦う場合、今後何度対戦したとしても錦織はジョコビッチに勝てないでしょう。

もし勝てるとしたら、過去2回の例にあるように、ジョコビッチが故障するか、錦織が神がかり的なプレーをするかの二つしかありません。その確率はきわめて低いと言わざるを得ませんが。

ちなみにジョコビッチと錦織は2歳しか違いませんので、ジョコビッチが引退したら、なんていう期待もできません。

スポンサーリンク

まとめ

結論としては、今後、何度対戦しても、今のままでは錦織はジョコビッチのは勝てないということです。

では、どうすれば良いのか?

具体的にはわかりませんが、何かを変える必要があるということです。

おそらく、マイケルチャンを含む今のチーム、そして今の錦織ではだめだということです。

錦織もベテランの域に入ってきていますから、チームを刷新することも必要かも知れませんね。

サーブの更なる改善、体力の更なる強化、メンタル面での安定+α。

次の世代が育ってきていますので錦織に残された時間は少ないです。

グランドスラムをとって歴史に名を刻むために、是非頑張って欲しいと思います。

【関連記事】

スポンサーリンク
日常その他
スポンサーリンク
オマチくんをフォローする
Omachi Log