
オマチです。
最近、こんな記事を読みました。
「部下に仕事を振れない」「残業時間削減目標が達成できない」--。
働き方改革が盛り上がる中、会社の目標と現場の板挟みになる管理職が続出している。
なぜ彼らは自分のワーク・ライフ・バランスを犠牲にするのか?
どんなタイプが疲弊しやすいのか?
働き方改革の陰でひそかに広がる「課長クライシス」を、ライターの西川敦子さんがリポートする。
毎日新聞医療プレミア
最近の職場環境の変化は激しい
私の職場でもそうですが、昔と比べると本当に大きく変わりました。
コンプライアンスの遵守や個人情報の取り扱いへの配慮、ダイバーシティ推進、ワークライフバランスへの配慮等、当たり前のことではあるのですが、
これらへ対応するために、物凄く精神的にも肉体的にも大変になっている…そんな気がします。
昔はなかった個人情報保護法。
まあ、昔は個人情報なんてダダ洩れ状態で、それはそれで問題だったと思うのですが、必要以上にというか過剰反応している感がありますよね。
そして女性の社会進出が増えたことに伴い、なかなか進んでいなかった女性の登用が進められているわけですが、
何か数値目標でもあるのか?というくらいに、無理矢理にでも登用をすすめている感じがあったり、
残業時間の削減なども、現実問題、ある程度の時間の縛りを決めないと進まないというのも問題なわけですが、
これまた目標設定されて数字を達成するがために実態に歪みが生じている感じもしています。
課長は大変
一方でこなすべき業務量は減らず、一方で人は減り、目標は変わらず、そんな無理難題をつきつけられてもな…
今の課長レベルは勤怠管理はもちろん、自分もプレイヤーとして頑張らなくてはいけないという面で本当に大変だなと思います。
そんな課長の姿を見て、一体部下はどう思うのか?
肩書がつき、少々給料は上がるかも知れないけれど、それって見合わないよな…
なんて思う人も実際は多いんじゃないでしょうかね。
管理職になりたくない人が増えているという話が聞こえてきますが、それももっともな話で、
今の環境だと余程給料が増えない限りは「なりたくない」と思ってしまう気持ちも分かりますね。
まとめ
日本人は真面目な気質のせいか、なんにでもすぐ目標を設定して、それを達成しなくちゃいけない、と思うところがありますよね。
それが高度経済成長を含め、今の日本を支えているのも確かな訳ですが、このままでは早晩行き詰まる…
そんな気がしてなりません。
もう少し、遊びがあってもいいんじゃないか?
例えば、グーグルなんてのは仕事時間の内、20%は必ずしも仕事をしなくてもよいなんていう部分があるわけで、
もちろん、すべての会社がそういうことをできるわけではないのでしょうが…。
少子高齢化が急速に進み、老人の国になっていく中で、
今のままでは老いも若きも幸せにはなれない、そんな気がしてなりません。
もう少し「ゆるく」行こうぜ!って感じに日本も早くなればいいのにな~。
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