今、人生を振り返っても、やっぱり大学の四年間が自分の人生のピークだったと思う。
何故か?
まず、若い!
若いというのは何ものにも替え難い宝のようなものだ。
アラフィフにもなると、その有り難さがよーく分かるようになる。
どこかしら痛い、疲れやすい、疲れが取れない。
若い頃は元気一杯!徹夜もへっちゃら。今、徹夜したらマジで死ぬかも知れない。
次に、時間も金もある。金というのは自分の自由になるお金ということだ。
授業には出なくていいし、アルバイトで稼いだ金は全て自分の好きなことに使えた。
今とは大違いだ!
大学時代は、月に5万円は余裕で使えた。
サークル仲間と飲んだり食べたり、テニスしてスキーして、競馬、パチンコ、合コン何でもござれ。
ちなみにそれが主要五科目だったのだ。
今使えるのは月に一万五千円ほどだ…年収一千万超でもこんなものなのか?俺は何か悪い夢でも見ているのだろうか?
今っとなっては時間もない。
平日は通勤電車に揺られ、特に面白くも何ともない仕事をして、家族を養うための稼ぎを得るために会社に通う毎日だ。帰ってきたら明日に備えてほぼ寝るだけだ。
土日はせいぜいゼーハーゼーハー言いながら、老体に鞭打ってテニスして、晩酌するくらいが唯一の楽しみだが、その間隙を縫って妻からあれやこれやと家事の指示が飛んでくるのだ。
それ以外にも、子供の受験があればその為の金の工面をし、希望の大学に合格できるように何とかしろと妻から言われ…気の休まることが非常に少ない。
今から思えば大学時代は本当に天国だった。
大学にはほとんど麻雀をしに行っていたようなものだったし
(悪友から誘われて仕方なしに付き合っていたのだが)
しかし、それで単位が揃って無事に卒業ができたのは今でも不思議で仕方がない。
第二外国語で必修のフランス語は、今となっては、アン、ドゥ、トワー、シルブプレくらいしか記憶がないのだから…
就職活動もジーンズとポロシャツで先輩に会いに行って、それでメガバンクとか総合商社から速攻で内定が出たのだから、これまた不思議というか、まあ、そういう時代だったのかな~
とにかく、大学の四年間が我が人生のピークであったことは、もはや疑いの余地がないであろう。
第二のピークがあるとすれば、それは宝くじにでも当たった時か?
その時は、タワマン買って、マセラティにでも乗って、年に2回くらいはハワイやマンハッタンにでも遊びに行ってやろう(妄想)
皆さん、今、この瞬間を大切に!